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執筆者の写真SEN TANGE

集中力を高める方法と持続のコツ:DaiGoの本から学ぶ効果的なテクニック‣『自分を操る超集中力』


集中力を高める理由


手工芸のほかに勉強法や速読法、いろいろなことに興味があります。でも、今回なぜ「集中力」という言葉が私の目を引いたかというと、「集中力が上がればパフォーマンスの質も量も上がり、思い描いた通りの成果をおさめられるのではないか」と思ったから。


夢や目標はあるけれど日々の仕事や家事で自分の時間を確保することが難しいというジレンマを抱える人は多いと思います。私もそんなひとりです。それでもなんとか自分のために前進したいとい思いが募っていることは確かです。


集中力を高めることは、仕事や勉強での生産性を上げて、効率的に目標を達成するために重要です。今回、DaiGoさんの著書を手に取った理由もまさにこの「集中力」を向上させるため。


集中力は生まれつきのものではない


もしあながた集中力は「生まれつき」や「根性」で決まるものだと思っていたら、それは大きな誤解です。集中力は訓練や習慣によって向上させることができます。コントロールできるものだと聞いたら、なんだかわくわくしませんか?


集中力の源は脳の前頭葉にある「ウィルパワー」というもの。このウィルパワーを管理し、効率よく使うことが集中力を高めるカギとなります。





ウィルパワーとは?集中力の源


人間は前頭葉を大きくすることで思考や感情をコントロールする力や創造性を獲得しました。集中力に直結するウィルパワー(意志力)は前頭葉で発生する力です。このウィルパワーを上手に管理することで、集中力や創造力を最大限に引き出すことが可能です。


《ウィルパワーの2つの重要な特徴》

  1. ウィルパワーは有限 ウィルパワーはスマホのバッテリーのように、使えば使うほど減少する。休息を取ることで回復させることが重要。

  2. ウィルパワーの出どころは1つ あらゆる決断や選択に使われるウィルパワーの源は1つです。「ダイエットのためにケーキを我慢すること」と「クレジットカードの引き落とし日が気になること」はまったく別のことなのですが、脳内では同じリソースを消費します。


どんな小さなことでも、今こうして言葉を選んでブログを書いている瞬間も、ウィルパワーを使っているということになるのですね。ということは、ウィルパワーを無駄に使わない「節約術」が大切になるわけです。



ウィルパワー節約術!即時即決の重要性


節約術を簡潔にひと言にまとめるならば、

選択肢が少ないほど、まよいが少ないほど、ウィルパワーは温存されて集中力は上がる。

ということになります。


そこで最も重要になるのが、「即時即決」「先延ばしにしない」「ためらわない」ということ。選択肢が少ないほど、迷いが減り、ウィルパワーを温存できます。即時即決、つまり先延ばしにせず決断することが集中力を高めるポイントです。


これは日頃から気をつけることで鍛えることができるもの。

例えば、レストランに行ってメニューを悩まずに決めるとか、のどが渇いたと思ったらすぐに水を飲むとか。日常の小さな選択もスムーズに行う習慣をつけることで、ウィルパワーを無駄に消耗せず、集中力を高めることが可能です。



短時間集中と休憩の繰り返し:ポモドーロ・テクニック


集中力は生まれつきでも根性でもないことはすでにお話しした通りです。では、高い集中力を発揮する人たちは何をしているかというと、短時間の集中状態を繰り返しています。


集中力を持続させるためには、短時間集中と休憩を繰り返すことが効果的。そこてDaiGoさんが紹介するのはポモドーロ・テクニックです。25分間集中し、その後5分間の休憩を取るサイクルを繰り返すシンプルな方法。


その際に守るべきルールはひとつのことしかしないということ。25分間は迷わずひとつのことしかしません。その間に終わる作業であれば、5分の休憩を取って次のサイクルで別のことに取り組みます。もしまだ同じ作業を続ける必要があれば、5分休憩を挟んで、やりかけの作業に戻っていきます。



ポモドーロテクニックのポモドーロはトマトのこと。
ポモドーロテクニックを考案したシリロ氏のキッチンタイマーがトマトの形をしていたため「ポモドーロ(伊語でトマトの意)」と名付けらた。


実は私はポモドーロのことはすでに知っていて、自分の仕事や子どもたちの勉強に取り入れたりもしています。けれど、どうも習慣化することができませんでした。


ついつい「切りのいいところまでやってから」「この記事が書き終わるまで」となってしまって、そのうちポモドーロは忘れてしまうという繰り返し。本書を読んでこれではいけないと思いなおし、再挑戦することにしました。


休憩を取ることがつい億劫になってしまう時は次のことを思い出してください。脳には素晴らしい力があって、やりかけのタスクがあるとそのことについてずっと考え続けてくれるということ。なので、休息を挟めば、疲れをコントロールしてウィルパワーを回復するとともに、脳の力を借りてより良い成果へと到達する可能性が高まるというわけです。



朝のゴールデンタイムを最大限活用する


集中力を高めるための最も効果的な時間帯は「朝のゴールデンタイム」です。起床後2時間は集中力が最も高まる時間帯。朝を制する者は1日を制するです。


さらに、集中力の高い状態は、朝起きて朝ご飯を摂った後の最初の30分をピークとして、そこから約4時間持続するそうです。その時間はウィルパワーがまだ潤沢にあるので、大きな決断をしたり、勉強をしたり、クリエイティブなことをするのに適しています。自分への投資をするにはもってこいの時間です。





ですから、朝起きて何となくSNSを見て回ったり、メールのチェックをしたり、いつでもできるような単純作業をしてしまうのはもったい。


私はこの本を読んでから少しずつ早起きのルーティンを作っていこうと決めました。充実した午前を過ごすためですから早起きが楽しくなるはず。今までは急激に生活リズムを変えようとして失敗していたので、最初は少しずつ生活リズムを整えて徐々に早起きのルーティンを確立していこうと思います。


いかがですか?

私と一緒に集中力を鍛えたくなりましたか?(笑)


集中力を高める方法って実はそんなに難しいことではないというのが私の感想です。それならば、私のとっても長い「この世を去るまでにやりたいことリスト」を網羅できちゃうかもしれません。楽しみです。


今日も読んでくださりありがとうございました。

また次回!


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