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ブラック・ジャックに恋して―「手塚治虫ブラック・ジャック展」の感想

更新日:2023年11月8日

高校生の頃の私のバイブルだった漫画『ブラック・ジャック』。

何度も何度も読み返したっけ。


友人に貸したことがきっかけで、クラス中で回し読みが始まったこともありました。


アウトローな存在に憧れたのか、

どんな難しい手術もこなしてしまう天才性に憧れたのか、

孤高な生き方に憧れたのか、

いったい何に憧れたのだろう。


たぶん、、、

何が起ころうと、周囲にどう思われようと、自分の信念を貫くその強い姿勢に憧れたのではないかと思うのです。そして、(実はものすごく)愛に溢れ、自分の生に真剣であるというところに。



等身大のブラック・ジャックと客間のカウチ
あなたならブラック・ジャックに何を依頼しますか?



大人になってからは『ブラック・ジャック』を読み返すことなく過ごしていたのですが、ある時、デンマークの補習学校でおすすめ本について聞かれたことがありました。


ちょうど目の前に『ブラック・ジャック』が全巻そろっていたので「『ブラック・ジャック』おすすめ!これ私のバイブルだったの~!」と思い出話しに花が咲いたのです。


そのことを覚えていてくれたお友だちに感謝! 六本木で開催中の「手塚治虫 ブラック・ジャック展」に誘ってくれました。きっと、彼女がいなかったら、私はこの展覧会の存在すら知らずに過ごしていたことでしょう。






ものすごくたくさんのエピソードが展示された会場の中で、

私はふと読むことをやめようと思いました。


私は『ブラック・ジャック』を読み返しにきたのではないはず。

じゃあ、私はここに何をしに来たのかな。。。。


ブラック・ジャックの話しは、1話ごとに手術が完結しているんです。

よく考えたら、すごい仕事ではありませんか?毎回まったく違うお話しを考えて作っていくだなんて!それもクオリティを維持しながら!


たとえば、私が週1のペースで動画を出すだなんて、、、、考えただけでも気が遠くなります。。。


手塚治虫氏の仕事ぶりとその完成度の高さに思いをはせた時、私は手塚氏のエネルギーに触れにここに来たのだと思いました。そして、これほどの集中力と祈りを持って私は動画を作っているだろか、作品を作っているだろうかと自分に問いかけていました。


時代を越え、世代を越えて人を感動させるほどの熱量で私は取り組んでいるだろうか。。。



ホンモノの仕事に触れに六本木に呼ばれたのだと腑に落ちたとたん、私にはやるべきことが見えてきました。小さな一歩を踏み出します。



SEN





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